眠ること、食べること、排泄すること、あそぶこと。つくし組の生活はその繰り返しです。それは子どもが健康に育つために大切なこと。大人と目と目を合わせてあやしあそび、揺さぶりあそび、友だちと一緒にマテマテあそびなど、月齢に合ったあそびを友だちや大人と楽しみ、心を通わせて過ごしています。

毎日お散歩から帰ってくると、手にはドングリやお花のおみやげがいっぱい。「ワンワンいたよ！」と話したり、「あっ！○○！」と指さしたり知識と言葉がどんどん増える時期。「イヤ！」「自分で！」と言ってパンツを一生懸命に履こうとするのも、おもちゃを取り合ってケンカをしはじめるのもこの頃。

自分でできることが増えて、あっちでもこっちでも「せんせい見ててね！」と、嬉しい声が飛び交います。自分の思いが伝わらないと激しく泣いて怒ったり、お友だちとケンカになったりもしますが、先生の真似をして「どうしたの？」と聞いてくれるお友だちも。「お友だちと一緒」が楽しくなる毎日です。

「何でもできる！」と自信満々に生きる時期。できあがりなんて気にしません。唯我独尊の三歳児は元気いっぱい。お友だちとあそぶことが楽しくなって、あっちでもこっちでも集まってあそんでいます。ケンカもいっぱいしますが、涙のあとは、また笑ってあそべる。お友だちと元気に過ごす毎日です。

仲間関係が深まってくる頃。大好きなお友だちと一緒に楽しくあそんだり、ケンカして泣いたり、お友だちの存在が大きくなります。自制心が育つこの時期、仲間からの刺激をいっぱい受け、いろいろな葛藤を乗り越えて「～だけれども～する」姿を見せてくれます。秋の園内合宿では更に成長を感じます。

「年長になったから」と、憧れてきたことにどんどん挑戦していきます。ちょっと難しいこともへっちゃら。「できるようになりたい！」と頑張る姿が見られます。年長さんの誇らしい姿が年下の子たちの憧れとなり、「できる」気持ちが引き継がれます。仲間と育った６年間が、子どもたちの土台となる力に。